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コンプレックス
第15章 【おまけ】俺と弟のその夜…
「─────っ⁉︎ 」

喉奥まで入り込まれた苦しさに、

「んぐっ!ググッ!んーっ!ンッ!」

愛里咲は潜った声を上げて琉の腰を叩く。


スッと琉が腰を引き、そのままズルズルと前のめりに倒れこむ愛里咲。

解放された愛里咲の口は、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返した。


クチュ…

「ひゃ…ンッ!」

蜜口に琉の指が触れる。


「咥えただけで感じるなんて、愛里咲は変態だな」

琉の指によって開かれた蜜口。

ヒクヒク蠢き、蜜を溢れさせるその奥に、琉はまた愉しげに笑った。


「はっ、恥ずかし……中っ、見ないでぇっ」

顔を枕に埋めてそう言いながらも、愛里咲のお尻は誘うように高く持ち上げられている。


「愛里咲、知ってる?
SとMのセックスって、実はMの方が主導権握ってんだって」

琉の親指が、蜜口の入り口をグリグリと刺激する。


「ひゃっ、あっ……ンッ」

奥への刺激を求めて、愛里咲のお尻がゆらゆら揺れて誘う。


「どうして欲しい?言わねぇとしてやんねぇぞ」

「あ、ああっ……ほ、欲しい……っ、中に…欲しいのっ」


顔を枕に付けたまま、視線だけを琉に向けて愛里咲が紡ぐ。

蕩けたその視線はその先の快楽を待ちきれず、身体を揺らしてその先を訴える。


「中に…ね。指、入れて欲しいのか?」

入り口の浅い所を行き来する琉の指。

お尻を擦り寄せて、もっと深く求めるのに、意地悪く逃げていく。


「や…あっ……琉ちゃん…の…がっ、欲しいのっ」



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