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コンプレックス
第16章 【2014.12.31 SP】良いお年を〜♪

「ほら、いつまでもゲームやってるとお年玉減額されるぞ」
「え⁉︎ それは困る‼︎ 」
琉は言葉巧みに長男と次男からゲーム機を取り上げ、男5人で大掃除を進めていく。
日が暮れた頃、ようやくお正月を迎えるに相応しい程に家の中は綺麗になった。
「いやいや助かったわぁ!御礼にご馳走作ったから食べてって」
蟹にネギトロ、しらすにサラダ、そして定番の揚げ物。
テーブルに並びきれない程の料理。
炭酸のジュースにノンアルコールのカクテルやらビール。
夜が深まるにつれ、減っていくそれら。
「遠慮せずに食べて食べて!どう?愛里咲の料理より美味しい?」
ハイテンションなみぃは琉の前に蟹を差し出す。
「ん、すげー美味い!」
笑顔の琉に、不覚にもみぃの胸はキューッと締め付けられる。
だが、
「この、茹でただけの蟹とか、器に盛っただけのネギトロとかしらすとか、めちゃくちゃ美味い!」
続く言葉に、苛立たしさに胸が締め付けられた。
「え⁉︎ それは困る‼︎ 」
琉は言葉巧みに長男と次男からゲーム機を取り上げ、男5人で大掃除を進めていく。
日が暮れた頃、ようやくお正月を迎えるに相応しい程に家の中は綺麗になった。
「いやいや助かったわぁ!御礼にご馳走作ったから食べてって」
蟹にネギトロ、しらすにサラダ、そして定番の揚げ物。
テーブルに並びきれない程の料理。
炭酸のジュースにノンアルコールのカクテルやらビール。
夜が深まるにつれ、減っていくそれら。
「遠慮せずに食べて食べて!どう?愛里咲の料理より美味しい?」
ハイテンションなみぃは琉の前に蟹を差し出す。
「ん、すげー美味い!」
笑顔の琉に、不覚にもみぃの胸はキューッと締め付けられる。
だが、
「この、茹でただけの蟹とか、器に盛っただけのネギトロとかしらすとか、めちゃくちゃ美味い!」
続く言葉に、苛立たしさに胸が締め付けられた。

