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刺激を求める女‥
第1章 刺激はやってくる‥
あの日かは数日経った日、昴の会社で提携の為の会議が行われた。
女は一人でやってきた。
会議は順調に進み一休の為に珈琲を飲んでいた。
昴はオフィスに1度戻るとの事で会議室から出て行き女と二人きりになった。
会話もない静かな時間。
「あっ!」
女が珈琲を溢した。
女がスーツのジャケットの袖を捲った時に赤く爛れた手首が目に入ってきた。
俺は思わず女の手首を掴み‥
「これはどうした?」
女は顔を背け‥
「な、なんでもないわ‥離して」
「‥旦那か‥?旦那に何かされているのか?」
「ち、違うわ‥これは‥」
「お前‥DVされているんだな?」
「お、お願い、この事は誰にも言わないで‥お願い‥」
女は泣きながら俺に懇願してきた。
会議が終わり女は俺に目で訴えながら会議室を出て行った。
「英介、何かあったか?」
勘の鋭い昴が聞いてきた。
俺は俺が知る限りの事を昴に話した。
昴も又、俺に昴が気になっている女の事を話してくれた。
俺と昴はある計画をした。