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刺激を求める女‥
第2章 時計が動き出す‥
隣りに座る尚にメモを渡した。


「‥えっ!?」

「しっ、いいか‥これがナンバーだ。後で行くからそのマンションに逃げろ」

「‥でも‥」

「必ず助ける。お前の仕事も裏で手をひくから安心するんだ。いいな」

尚はしばらく考えたが小さく頷き、メモをバッグに仕舞った。


しばらく仕事の話しを交えながら尚の友人の女の話しをした。


「美和とかいう女のことは昴に任せろ」

「 本当に?本当に美和は安全な場所に?」

「ああ、大丈夫だ。‥おい、そろそれ始めるぞ」

そして尚は立ち上がりテーブル席へ向かった。


「あなた、私なんだか調子が悪いの‥先に帰ってもいいかしら?」

「ああ、構わないよ」

「じゃあ‥」


尚は俺に視線を向けBARから出て行った。

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