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年上Lovers♡♡
第3章 軽音部の愛先輩
俺がまだ部活を決めかねていた時に、あなたの歌声が耳に流れた。
その歌声に吸い寄せられるように向かった先は視聴覚室でその扉を開くと、ギターを弾きながら歌っているあなたがいたんだ。
一目惚れだった……
視聴覚室が暑いのか、あなたが緊張してるのか、また何かがそうさせてるのか分からないけれど、頬は薄くピンクに色付いて…
長い黒髪を揺らしながら、ギターを弾いている姿がかっこ良くて…
少しでも近くにいたい、そう思って軽音部に入部したんだけど……
先輩と仲良くなるにつれて俺に突きつけられるのはただの片想いであることだけだった。