この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて甘い
第59章 運命の悪戯
「とぼけるのはやめてください…」


「だから、なんの話だっ…」



眉間に皺を寄せる光瑠さんに要さんはズンズンと詰め寄る。




「真希さんの進学に反対なのは分かっていましたが、こんな手を使うとは…」



「っ…はぁ!?」



「えっ…」




要さんの言葉に、後から入ってきた梨子と亮くんが目を丸くしていた。





「ふっ、ふざけたことをいうなっ…いくらなんでもそんなことを操作できる訳がないだろうっ…」




操作って…っ…



恥ずかしくなって、私はギュッと布団を握って俯いた。




「では、何故真希さんは妊娠なさったんですか…。
何でもこなすあなたが避妊に失敗したとも思えませんし…」



「せ、関根さんっ…」



要さんの発言に驚いたからか、酒田さんが慌てて要さんの名前を呼んだ。




「っ……黙れ!俺がそんな真希の進学を妨害するために真希を妊娠させる訳がないだろうが!」



「はっ…どうだか…」




も、もう恥ずかしいから二人ともやめてっ…



そう言おうと顔を上げると、今度は唇をワナワナさせた光瑠さんが、要さんの方に詰め寄っていくのを見て、私は思わず息を飲んだ。


/1187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ