この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて甘い
第7章 水平りーべ
私は抱えていた猫を一旦降ろして隼人に近付いた。



「ダメ、ちゃんと寝ないと光瑠さんや要さんみたいに背が伸びないよ?いいの?」


「ひかるになれないのはいいけど、かなめになれないのはダメっっ!ねるっ!おやすみっ!」



目を見開いた隼人は慌ててそういうと、それぞれの猫たちにおやすみといって、部屋から出ていった。


小学生3年生になってちょっとずつ逞しくなっているけど、まだあどけない…。


そんな隼人がかわいくて、私はおやすみ~と答えながら、ふふっと笑った。



「あーひかるー!おやすみー!」


「おいっ…!俺になれなくてもいいとはどういう意味だっ!」


「え~?だって好き嫌いだらけの怒りんぼうになりたくないもーん」


「誰が怒りんぼうだっ!あぁ!? 」


「あ~ほらぁ~」


「っ…黙れっ!早く寝ろ!ガキがっ!」


「うん、おやすみ~」



ドアの外から二人の会話の声がする。



ん…?光瑠さん帰ってるんだ…



おかえりなさいとあいさつをしようと立ち上がろうとしたら、ニャアとサキちゃんが鳴いて私の腕に飛び込んできた。
/1187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ