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近くて甘い
第1章 学校に行かせてっ!
「さっきあんなに足を出してたくせによく言うな」


「だ、だから、あれは今時の…ほら、愛花ちゃんだって膝上じゃないですか!」


私はそう言って愛花ちゃんのスカートを指差した。


「人の話はしていないっ!!!」


「っ……」



もう本当に訳分かんない!!


急に周りからクスクスと笑い声が聞こえて、私と光瑠さんは怪訝そうにあたりを見た。


「何で笑うんですかっ!?」
「何故笑うっ!?」



はっ…!



私と光瑠さんが声を揃えると、周りのメイドさんたちはさらにわぁっと笑い始めた。

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