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近くて甘い
第1章 学校に行かせてっ!
「あの…光瑠さん?
心配しなくても、私そんなにモテませんよ…?」


私がそう言うと、ピクッと光瑠さんの眉が動いたのが分かった。



「はっ…!そんなことは分かってる。自惚れるなっ!」


なっ…!

失礼なっ!!


「じゃあ何なんですか!!」


ムカついて少し強めに言い返すと、光瑠さんは無表情のままジッと私を見た。



「お前は、すぐに男をたぶらかそうとするから、釘をさしてるだけだ。」


「たぶらかす!?そんなことしてませんし、しませんっ!」


何っ!?
私ってそんなに信頼ないのっ!?
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