この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて甘い
第28章 信頼の崩壊

───────どうすれば…あなたの心が手に入りますか?




私は…あのとき…




───────何もいらないんです…あなたさえいれば…




あまりに要さんが切なく囁いたから…




「避けられなかったのかっ…」




違う………

あれは…本気で拒もうと思えば拒めた…




「力づくなんかじゃなかったです…」


「っ……」




だけれども…身体が動かなくて…





「でもっ…私は───」



「黙れ」



「っ……」



パッと手を離した光瑠さんは、私を見つめながら後ずさった。




「言い訳はいい…

“力付くな訳でもなく、拒めなかった訳でもないが、受け入れた”」



「違っ…」



「違わない…それが事実だ…」





そんなっ…
まるで話を聞こうとしない光瑠さんは、私に冷ややかな視線を送った。




「……やはり…俺を選んだことを後悔してるようだな…」



「…………後悔なんかっ…」



「俺が関根を雨の日に呼ばなければ、奴は事故に合わず、お前たちは───」



「やめてくださいっ!!!」


/1187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ