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近くて甘い
第37章 立つ悪女は跡を濁す


そう。


気付いたら朝で、光瑠さんと一緒にベッドに寝ていた…。



─────────何故覚えていないっ!!



私はてっきり光瑠さんにお酒を飲まされたんだとばかり思って…





「その日…真希さんはっ…」




何故か言葉をはばかる要さんに、ハァっと私は息を飲んだ。



まさか私っ…




──────────僕と社長は…似てますかっ…?




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