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近くて甘い
第39章 想いと言葉と…
「覚えてるんですか…?」


「………」




答えはない。


目を瞑っているからどんな顔をしているかも分からない。



………?




困っていると、光瑠さんは私の頭から手を離した。




どうしたんだろ…




不思議に思っていると、突然顔にお湯が掛かって身体がビクッとした。




「わぁっ」



えぇっ




びっくりして手で顔を拭って目を開く。




「ちょっとっ突然なんですかっ!」




前には、ムスっとしている光瑠さんがいた。





「思い出したら腹が立ってきた」




はぁっ!?




「なにそれっ…」


「今思えば、お前はあの時傘を見ながら関根を想ってたんだろ」


「っ……それはっ」


「それも、俺が抱くと宣言したのも忘れるほどに」




頭から泡が滴ってくるのを私は仕切りに拭う。



覚えてないとか言って随分事細かに覚えているようだ…





「あの時はっ…久々に要さんに再会したからびっくりしてっ…」


「びっくりして、俺の事は忘れた…と、そういうわけか」




っ…


あぁもうっっ


何で私こんなこと言っちゃったんだろうっ

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