この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて甘い
第39章 想いと言葉と…

「まだっ、自分の気持ちが分からなくてっ…」


「なるほど、分からないまま、俺のプロポーズに答えたのか」


「っ……それはっ…」




片眉を上げ、光瑠さんは私を壁に追いやるよう手をつく。


本当に…

やっと仲直りしたのに…


私はとんだミスをしでかした…。




でも、待ってっ…


なんか私ばかりが責められているのはおかしいっ…!




「…光瑠さんだって私のことどう思ってるか言わないままプロポーズしてきたじゃないですか!」




ビクンと光瑠さんの眉が動く。
明らかに動揺した仕草だ。




「言わなくても分かるだろっ!」


「分かりませんよっ!だって私がここに来たのは元はと言えば…」





私が…

光瑠さんの亡くなった以前の婚約者に……悠月さんに似ていて


光瑠さんが三千万円とお母さんの治療を引き換えに

私を買ったからだ。




辛くなって、


私は言葉を中途半端にやめた。
/1187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ