パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第15章 動き出した関係

下着の中がドロドロに熱かった。


「大地…お願い…キャッ！」


背中から抱きしめられていた私は一瞬で大地の膝で横抱きにされる。
取り払われた毛布、大地の目の前には上半身だけ裸の私…


「！！！」


慌てて胸を隠すとその手を退けられる。
大地の目が私の胸に釘付けになり、揉んでたゆたゆと揺れる様を食い入るように見ている。


「は、恥ずかしいから見ないで！」


懸命に腕を押し退けても大地はびくともしない。
これが男女の力の差なのだろうか。


「恥ずかしがることねーよ。すごく…綺麗だ…」


そして胸に唇が落ちる。
乳房中にキスをして先端を口に含まれた。


「んんっ…」


ピクンピクンと身体が小刻みに跳ねおかしな気持ちになってくる。
夢中で胸に顔を埋める大地が愛しくて…これが母性本能というものなのだろうか。


大地の髪をそっと撫でる。
ワックスの毛束に沿って何度も撫でていると胸から顔を上げた大地がキスをした。
深くゆっくりと…
そしてキスをしながら手はまた胸に。


「大地って本当に胸が好きなんだね」


「…男は大概そうなの」


「それにしても…その中でも好きな方でしょ？」


「……知らね」


プイッと大地が照れた。


……先生はこんなに胸に執着しなかった。
尤も愛情の有る無しなんかも関係しているのかもしれないけど。


だとしたら今、私は幸せだと思う。
こんなに思ってくれる人にこんなに求められて。


大地の手のひらが胸から足に移った。
つー…と指先が太ももを伝いスカートの中に侵入する。


その手はやがて大事な部分に辿り着いた。


「すごい…濡れてる」


ショーツ越しに大地の手が触れ数回クロッチ部分を往復する。


「ホラ、…分かる？」


私の目の前に濡れた指を突きつける。


「厭だ、大地のエッチ！」


「エッチなのは真優だろ…こんな濡らして…」


「………」


「触ってい？」


大地がショーツにに手を掛け囁いた。
コクンと頷くのが精一杯だった。


するとゆっくりとショーツが下ろされ抜かれる。



「糸引いてる」


「バカ！」