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続・疼く…(1)主と麻以
第9章 デート
『麻以、明けましておめでとう!』
『明けましておめでとうございます。御主人様』
……
あとの言葉が出てこない…
『服を着なさい。ウイッグも付けて、化粧もしなさい。僕とデートだよ(笑)』
『はい、御主人様』
……………………………
どこも賑わっている。みんなしあわせそうな顔をしている。
『焦らなくていい。僕の悪い癖が、麻以を追い詰めた。』
『初めて麻以を別荘に連れて行った時のことを覚えているかい?』
もちろん、よく覚えている。
とまどいを隠せない私に、性急過ぎたね と言って のろまな私のペースに合わせて、気持ちを落ち着かせてくれた。
『あの時と同じだよ、麻以。落ち着いたら、あの時のまんまの麻以に戻ればいい。』
『お披露目に潰されることはない。要は、僕達がお互いに貪欲に求め合う、それだけのことだよ。お披露目は、考えなくていい、麻以らしくしていておくれ…すまなかったな…』
麻以は、空を仰いで、自分に誓った。
誰もが羨む麻以はいらない。
御主人様に愛される奴隷になりたい、だから、負けない!
と………
『明けましておめでとうございます。御主人様』
……
あとの言葉が出てこない…
『服を着なさい。ウイッグも付けて、化粧もしなさい。僕とデートだよ(笑)』
『はい、御主人様』
……………………………
どこも賑わっている。みんなしあわせそうな顔をしている。
『焦らなくていい。僕の悪い癖が、麻以を追い詰めた。』
『初めて麻以を別荘に連れて行った時のことを覚えているかい?』
もちろん、よく覚えている。
とまどいを隠せない私に、性急過ぎたね と言って のろまな私のペースに合わせて、気持ちを落ち着かせてくれた。
『あの時と同じだよ、麻以。落ち着いたら、あの時のまんまの麻以に戻ればいい。』
『お披露目に潰されることはない。要は、僕達がお互いに貪欲に求め合う、それだけのことだよ。お披露目は、考えなくていい、麻以らしくしていておくれ…すまなかったな…』
麻以は、空を仰いで、自分に誓った。
誰もが羨む麻以はいらない。
御主人様に愛される奴隷になりたい、だから、負けない!
と………