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第8章 奈知子～息子の友人たちに

「やばい、起きたかな、おばさん」

ささやいた寺谷が、愛撫する指先の動きをいったん止めた。

激しい葛藤が奈知子を包んだ。

声をかけるのよ、この子達に・・・・

このタイミングを逃したら、私・・・・

だが、奈知子の肉体はまたしても理性の声を無視した。

言葉が出ない。

いや、故意に出さなかった。

もう少しだけ、いいでしょう・・・・

あと少し、この子達を楽しませてあげなさい・・・・

奈知子は、そのまま眠り続ける自分を選択した。

「大丈夫だ。起きてないよ」

「夢でも見てるのかな」

「エッチな夢でも見てるかもな」

若者たちの会話が、奈知子に僅かな余裕を与えた。

夢を見ていることにすれば、多少の反応も許されるのかもしれない。

緊張を僅かに解いた奈知子の肉体は、男たちの行為を密かに待った。

「じゃあ、もっとやろうぜ、おばさんが夢から醒めないうちに」

再び、ブラの上から奈知子の美乳が揉みしだかれ始めた。

ああっ、待って・・・・・・

「おばさん、暑いでしょう」

ささやきながら、若者たちは人妻のシャツを完全に脱がしていく。

熟睡を偽りながら、奈知子は両腕、そして上半身を彼らに委ねる。

半袖のシャツが完全に奪われ、奈知子は上半身ブラだけの姿になる。

「エロいなあ、おばさんの体」

胸を揉まれ、おへそのあたりを撫でられる。

脇腹を何度も指先でたどられ、腿をスカート越しにいじられる。

そんな風にしないで・・・・

おばさんだって女なんだから・・・・

主人にもう長い間抱かれていない体が・・・・

奈知子は息子の友人たちにいじめられながら、肢体を熱くさせていく。

息が確実に乱れ始めている。

密かに深呼吸をし、奈知子は懸命にそれを悟られまいとした。

だが、男たちはどこまでも欲深く、大胆だった。

「いよいよ脚だな」

「いきますか、おばさんが目を覚まさないうちに」

まっすぐに伸びた美智子の美脚が、ベッドに置かれている。

その隙間は、不自然なほどにぴたりと閉ざされている。

「おばさん、触らせてね、脚を」

二人の指先が、すねのあたりに触れるのを感じる。

何度も焦らすように往復しながら、少しずつ移動していく。

やがて、スカートの奥への侵入を試み始める。

きつく閉ざされた奈知子の生脚が、こまやかに動く指先にこじあけられていく。