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第13章 香菜子～キャンプ場での出来事

美月が、ばんざいをするように後方の男に抱えられる。

無防備にさらけ出された若妻の美乳。

もう一人の男が桃色の頂点にしゃぶりつく。

男に乳房を吸われるにつれ、美月はうっとりとした顔つきになっていった。

頬が紅く染まり、肢体の緊張が徐々に解けていく。

瞳を閉じ、時折我慢しきれない様子で唇を開く美月。

「やんっ・・・・」

色っぽい声を漏らしながら、美月は背後の男の顔に腕を絡めていく。

美月さん・・・・

香菜子にとって、そんな風に他の男女が戯れあう姿を見ることは勿論初めてだった。

快楽の渦に引きずり込まれていく美月の姿は、香菜子の冷静さを奪った。

美月さん、いけないわ、こんなこと・・・・

後方に顔を向け、背後の男とキスを交わしあう美月。

彼にもたれかかり、布団の上に両脚を投げ出している。

「奥さん、これも脱いで」

デニムのショートパンツのベルト付近に、男の指先がからむ。

美月は抵抗しない。

露になった美月の腹部を舐めながら、男がゆっくりとショートパンツを剥いでいく。

男を挑発するような黒色のショーツがそこにあった。

獣と化していく男たち。

背後の男が美月の唇を吸いながら、双の乳房を情熱的に愛撫する。

悶えるように首を振りながらも、美月は自分から舌を伸ばす。

前方の男が美月の美脚を大胆に広げる。

人妻の白い内腿に舌をいやらしく這わせていく。

「いやんっ・・・・・」

「奥さん、ご主人には満足してないんでしょう」

男の言葉に、美月が小さく頷くように顔を動かす。

美月さん・・・・、駄目よ、それ以上・・・・・・・

香菜子は、初めて覚えるような熱に翻弄されていた。

「奥さん、今夜は朝までお友達も入れてみんなで楽しみましょう」

美月の背後にいる男が、意味深にささやく。

濃厚な興奮の気配が、香菜子から自我を奪っていく。

この部屋で、複数の男たちに夜通しいじめられる自分を、香菜子は想像する。

隣に座る男が、香菜子の乳房をシャツの上から揉みしだいてくる。

「いい胸してますね」

若者はささやきながら、顔を近づけてくる。

「やめて」

声を漏らした香菜子の唇を、男のそれがとらえる。

「やっ・・・・」

男に唇を吸われただけで、香菜子の全身に震えが走った。

そのままの格好で、香菜子は布団の上に押し倒されていく。