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第14章 瞳～図書館での出来事

藤崎の指先を無理に咥えさせられた瞳。

それだけじゃない。

ミニスカートを捲り、下着の裏側に滑り込んできた彼のもう一方の手。

その指先を立てられ、秘所にバックから挿入を開始されているのだ。

神聖なる図書館の一画で。

「誰かに気づかれます、瞳さん」

ここが死角だと言っておきながら、藤崎がそんな台詞と共に、瞳を熱くさせる。

美唇を犯す彼の指先が、少しずつ往復の速度を高めていく。

ううんっ、いやっ・・・・・・・・

自分自身のあそこがどんな状態になっているのか、瞳は感じてしまう。

たっぷりと蜜を溢れさせ、熱く蕩け始めているあそこ。

彼の手は、容赦なく、ぐいぐいと蜜唇を責めてくる。

瞳は妖しく顔を歪め、口内の藤崎の指先を噛むほどに反応する。

うっすらと目を開き、本に描かれた絵を見つめる瞳。

猿ぐつわをされ、凌辱される中世の王女。

服をはだけ、生まれたままの姿を露にしつつある、美しき女性。

「瞳さん、そんな風にされたいんですね」

ささやきと共に、藤崎が高速で背後から手首を往復させてくる。

「はうっ・・・・・、ううんっ・・・・・・・・・」

頬を赤らめ、瞳は苦し気に何度も息を漏らす。

自分も猿ぐつわをされ、激しく犯されているような気分が、瞳を支配していく。

「いけない人だ、こんなに濡れて」

藤崎がとどめを刺すように、激しく指先を何度も突いてくる。

「うっ・・・・、あっ・・・・・、はんっ・・・・・・・」

全身を苦悶で震わせながら、本棚にしがみついて懸命に立つ瞳。

細い肢体を前傾させ、美尻を後方に突きだすような格好になっていく。

瞳の舌先がなまめかしくもがき、藤崎の指先をしゃぶる。

「いきますよ、瞳さん」

藤崎の低い声が響く。

ワンピースが乱れ、胸元を隠すブラの紐が露になっている。

くちゅくちゅという甘美に湿った音が、静寂の館内に響く。

あっ・・・・・、ああっ、駄目っ・・・・・・・

朦朧とする意識の中、瞳の脳裏に、夫、雄大の姿がよぎる。

許して・・・・・、私、もう・・・・・・・

棚にしがみつく新妻の細い指先が震える。

彼の指をしゃぶったまま、瞳は顎先を官能的にあげた。

初めて知る激しい快感の渦が、すぐそこにあった。

ああっ、もうっ・・・・・・

その直後、人妻の全身ががくっ、がくっと痙攣するように震えた。