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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第20章 明子〜密室に通う妻
部屋に戻ったり、海に入ったりと、私はどうにか気を紛らせようとしました。
しかし、スパに向かった妻のことがどうしても気になります。
今頃はベッドで横になり、セラピストにマッサージされているのだろうか。
密室にいる妻を想像するだけで、妙に気持ちが昂ぶってきます。
「今夜、明子に感想を聞けばいいさ」
自分にそう言い聞かせ、私は結局砂浜で時間を潰すことにしました。
どうにか無心になり、目を閉じれば、耳に届くのは寄せては返す波の音だけ・・・。
穏やかな波の音を聞きながら、私はいつしか眠ってしまったようです。
「何か飲み物はいかがですか?」
「えっ?」
いつの間にか、ホテルスタッフがすぐそばに立っていました。
妻をスパに連れて行ったスタッフであることに、私はすぐ気づきました。
時計を見ると、妻がここを離れてからもう2時間近く経っています。
「フルーツジュースをもらおうかな」
ドリンクを注文した後、少し迷いましたが、思い切って彼に聞いてみました。
「妻はそろそろ戻ってくるのかな」
彼は少し迷ったような顔つきを浮かべた後、英語でこう答えました。
「もう少し遅くなると思います」
その答えに私が少し戸惑ったことに、彼はすぐ気づいたようです。
「奥様のことが気になりますか?」
「そういうわけではないけど」
妻のことを気にしていると思われるのが嫌で、私は思わずそう答えました。
しかし、彼の次の質問には素直にならないわけにはいきませんでした。
「見に行きますか、奥様を?」
「スパの中に私も入れるのかい?」
「覗くことができるんです」
「覗く?」
「奥様には内緒です」
彼によれば、スパと同じコテージに小さな部屋があり、そこから中の様子が覗けると言うのです。
時間を持て余していた私にとって、それはあまりに魅力的な提案でした。
トップスとショートパンツで隠しているとはいえ、水着姿の妻が横たわってマッサージを受けている姿を密かに観察する。
それは、何とも形容しがたい興奮を伴った時間になりそうです。
「いいのかな」
「ええ」
私はドリンクを注文したことも忘れ、彼と一緒に砂浜を歩き始めました。
夫の知らない妻の姿を目撃することになるとは、その時の私にはまだ知る由もありませんでした。
しかし、スパに向かった妻のことがどうしても気になります。
今頃はベッドで横になり、セラピストにマッサージされているのだろうか。
密室にいる妻を想像するだけで、妙に気持ちが昂ぶってきます。
「今夜、明子に感想を聞けばいいさ」
自分にそう言い聞かせ、私は結局砂浜で時間を潰すことにしました。
どうにか無心になり、目を閉じれば、耳に届くのは寄せては返す波の音だけ・・・。
穏やかな波の音を聞きながら、私はいつしか眠ってしまったようです。
「何か飲み物はいかがですか?」
「えっ?」
いつの間にか、ホテルスタッフがすぐそばに立っていました。
妻をスパに連れて行ったスタッフであることに、私はすぐ気づきました。
時計を見ると、妻がここを離れてからもう2時間近く経っています。
「フルーツジュースをもらおうかな」
ドリンクを注文した後、少し迷いましたが、思い切って彼に聞いてみました。
「妻はそろそろ戻ってくるのかな」
彼は少し迷ったような顔つきを浮かべた後、英語でこう答えました。
「もう少し遅くなると思います」
その答えに私が少し戸惑ったことに、彼はすぐ気づいたようです。
「奥様のことが気になりますか?」
「そういうわけではないけど」
妻のことを気にしていると思われるのが嫌で、私は思わずそう答えました。
しかし、彼の次の質問には素直にならないわけにはいきませんでした。
「見に行きますか、奥様を?」
「スパの中に私も入れるのかい?」
「覗くことができるんです」
「覗く?」
「奥様には内緒です」
彼によれば、スパと同じコテージに小さな部屋があり、そこから中の様子が覗けると言うのです。
時間を持て余していた私にとって、それはあまりに魅力的な提案でした。
トップスとショートパンツで隠しているとはいえ、水着姿の妻が横たわってマッサージを受けている姿を密かに観察する。
それは、何とも形容しがたい興奮を伴った時間になりそうです。
「いいのかな」
「ええ」
私はドリンクを注文したことも忘れ、彼と一緒に砂浜を歩き始めました。
夫の知らない妻の姿を目撃することになるとは、その時の私にはまだ知る由もありませんでした。