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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第22章 佳織〜夫の知らない妻
裸電球がぼんやりと照らす空間に、男の姿が浮かび上がっている。

妻は寝息を立てて熟睡している。

「・・・」

無言のまま、男が妻の肢体を見つめていることを芳彦は知った。

ブラとショーツだけで裸体を隠した妻が、素肌を剥き出しにして横たわっている。

暗闇の中で僅かに目を開け、芳彦は男に視線を注いだ。

どういうつもりだ・・・

芳彦は気づいた。

妻を見つめる男の股間が、短パンを突き破るほど盛り上がっていることに。

夏の夜の静寂の中、鼓動が急速に高鳴る。

彼に声をかけようとするが、もう少し見てみたいという欲求が夫の理性を抑え込む。

男の手が、妻の腰の辺りに触れた。

白くすべやかな妻の肌を撫でながら、男の指がゆっくりと動き始めた。

腰から脇のあたりを癒しながら、その手が盛り上がった胸の丘陵に近づく。

やめろ、そこに触れるのは・・・

心の中でそう訴えながら、芳彦はしかし、男を制することができない。

「いい胸をしてるな、奥さん」

夫に聞かせるかのように、男がかすかな声でささやいた。

炭焼きで鍛えたたくましい両手が、妻の美乳をブラ越しに包み込んだ。

柔らかな膨らみを確かめるように、その手が妻の乳房をゆっくりと揉みしだく。

「たまらないぜ・・・」

布団に投げ出された妻の腕に、動く気配はない。

好きに胸を揉ませることを許したかのように、妻は肢体を無防備に曝け出している。

下着を剥ぎ取ることなく、男は乳房を揉み続けていく。

眠っているとはいえ、熟れた妻の肉体は確かな刺激を受けているはずだ。

芳彦は、男にいじめられる妻を食い入るように見つめた。

佳織・・・

乳房を手で包んだまま、男は妻の首筋にキスを与えた。

その瞬間、妻の表情がかすかに動いたような気がした。

目を覚ますんだ、佳織・・・

それ以上されたなら、妻は覚醒し、男をこの部屋から追い出すだろう。

そうなったら、俺も男の非礼を厳しくとがめてやればいい。

だが、夫のそんな想像を嘲笑うかのように、男は妻の首筋から頬にかけて吸っていく。

男の手が、ブラの内側に滑り込んだ。

妻の表情に確かな歪みが走った。

指先が、下着の内側で突起した妻の乳首を摘むように動く。

「あっ・・・」

妻の唇から甘い息がかすかに漏れた。

「起きてるんだろう、奥さん・・・」

男が妻の唇を強く吸った。
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