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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第23章 瑞季〜写真教室での出会い
ハアハアハア・・・・
服を乱したまま、瑞季は初めて教えられた絶頂の空間を漂っている。
「素敵でしたよ」
ショーツの奥をぐっしょりと濡らした人妻を抱き寄せ、彼が優しくささやいた。
「瀬田さん、私・・・」
「気持ちよかったですか、瑞季さん」
「私、初めて・・・・」
達してしまったことに戸惑ったまま、瑞季はうっとりとした瞳で彼を見つめた。
闇に包まれた公園の林の中。
彼ともう少しだけ一緒に過ごしたい。
もっと濃厚な快感を求めて疼く下腹部を感じながら、瑞季は彼の背に手を這わせた。
「私、まだ帰りたくないです・・・・」
彼もまた、一層力を込めて人妻を抱きしめ、そして、力を緩めた。
「瑞季さん、服を整えて」
「瀬田さん・・・・」
「ご主人が帰ってくるかもしれません。もう戻らないと」
瑞季は知った。
瀬田の表情にどこか後悔するような色が漂っていることに。
人妻である私とこんな風なことをしてしまった自分に・・・・
それとも、亡くなった奥様のことを瀬田さんはまだ・・・・
「さあ、瑞季さん、戻りましょう」
動揺を隠せないまま、瑞季は彼の腕にしがみついた。
彼にとって、私は魅力的な女性ではないのかもしれない・・・・
彼に気づかれることなく、人妻の瞳が寂しく潤んだ。
「またこんな風に会えますよね、瀬田さん」
公園を出た二人は、行き交う人の数も少なくなった夜の街を歩いた。
二人の手はきつく繋がれたままだ。
「瑞季さん」
「はい・・・・」
「これ以上あなたを知ってしまうと、僕はもうあなたから離れられなくなってしまう」
彼の言葉が、瑞季の体奥に冷たく刺さった。
「瀬田さん・・・・」
このまま彼と別れ、再び夫との冷え切った生活に戻ることを瑞季は想像した。
それ以上、彼は言葉を続けようとはしなかった。
やがて二人は駅にたどり着いた。
彼を見つめ、人妻は溢れ出す欲情を素直に告白した。
「瀬田さん・・・、抱いてください・・・・」
涙を浮かべた彼女を優しく抱き寄せ、彼が耳元でささやいた。
「さあ、早く帰って」
「・・・・」
「ご主人がそろそろ帰宅しますよ」
自分に嘘をつき通すように強引に手を離し、彼は人妻から歩き去った。
もう、会えないのかもしれない・・・・
そのとき瑞季の心によぎったそんな予感は、間違ってはいなかった。
服を乱したまま、瑞季は初めて教えられた絶頂の空間を漂っている。
「素敵でしたよ」
ショーツの奥をぐっしょりと濡らした人妻を抱き寄せ、彼が優しくささやいた。
「瀬田さん、私・・・」
「気持ちよかったですか、瑞季さん」
「私、初めて・・・・」
達してしまったことに戸惑ったまま、瑞季はうっとりとした瞳で彼を見つめた。
闇に包まれた公園の林の中。
彼ともう少しだけ一緒に過ごしたい。
もっと濃厚な快感を求めて疼く下腹部を感じながら、瑞季は彼の背に手を這わせた。
「私、まだ帰りたくないです・・・・」
彼もまた、一層力を込めて人妻を抱きしめ、そして、力を緩めた。
「瑞季さん、服を整えて」
「瀬田さん・・・・」
「ご主人が帰ってくるかもしれません。もう戻らないと」
瑞季は知った。
瀬田の表情にどこか後悔するような色が漂っていることに。
人妻である私とこんな風なことをしてしまった自分に・・・・
それとも、亡くなった奥様のことを瀬田さんはまだ・・・・
「さあ、瑞季さん、戻りましょう」
動揺を隠せないまま、瑞季は彼の腕にしがみついた。
彼にとって、私は魅力的な女性ではないのかもしれない・・・・
彼に気づかれることなく、人妻の瞳が寂しく潤んだ。
「またこんな風に会えますよね、瀬田さん」
公園を出た二人は、行き交う人の数も少なくなった夜の街を歩いた。
二人の手はきつく繋がれたままだ。
「瑞季さん」
「はい・・・・」
「これ以上あなたを知ってしまうと、僕はもうあなたから離れられなくなってしまう」
彼の言葉が、瑞季の体奥に冷たく刺さった。
「瀬田さん・・・・」
このまま彼と別れ、再び夫との冷え切った生活に戻ることを瑞季は想像した。
それ以上、彼は言葉を続けようとはしなかった。
やがて二人は駅にたどり着いた。
彼を見つめ、人妻は溢れ出す欲情を素直に告白した。
「瀬田さん・・・、抱いてください・・・・」
涙を浮かべた彼女を優しく抱き寄せ、彼が耳元でささやいた。
「さあ、早く帰って」
「・・・・」
「ご主人がそろそろ帰宅しますよ」
自分に嘘をつき通すように強引に手を離し、彼は人妻から歩き去った。
もう、会えないのかもしれない・・・・
そのとき瑞季の心によぎったそんな予感は、間違ってはいなかった。