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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第23章 瑞季〜写真教室での出会い
「瀬田さんは今日も休みなんでしょうか」
瑞季の問いかけに、カルチャー教室の受付スタッフは机上のPC画面を見つめた。
写真講座から瀬田の姿が消えて、もう2週間が経つ。
公園の林の奥、二人で濃密な時を過ごしたあの夜。
若妻の肢体には、彼があの時教えてくれた快感が深く刻み込まれている。
あの日以降、彼が瑞季の前に姿を見せることはなかった。
「ご本人からは何も連絡ないようですが」
「このまま辞めてしまうんでしょうか、この教室を」
「さあ、どうでしょうね」
瑞季の気持ちを嘲笑うように、彼女は肩をすくめた。
「あの、難しいとは思うんですが・・・」
「何でしょう」
「住所を教えてもらうことはできませんか?」
「この受講生の方の、ですか?」
「はい・・・」
一転して毅然とした視線を瑞季に投げながら、彼女は言った。
「個人情報の管理は大変厳しくなっているんです。残念ですが」
「そうですよね・・・・」
夕刻の雑踏の中、瑞季は一人寂しく駅に向かった。
以前は、私はこの道を彼と一緒に楽しく会話を交わしながら・・・・
瀬田に抱きしめられ、情熱的な口づけを与えられた記憶が蘇る。
彼に愛撫され、キスをされた胸の膨らみ。
そして、指先でたっぷりといじめられたショーツの奥、濡れた泉。
瑞季の乾いた躰は、あの夜以上に激しい刺激を欲しがっている。
瀬田さん、会いたいです・・・・
夫との冷え切った生活は変わることはなかった。
「おかえりなさい」
その夜もまた、午前零時を過ぎる頃に帰宅した夫は、酒の匂いを漂わせていた。
待っていた妻と会話を交わすこともなく、シャワーを浴びる。
そしてスマホを見つめた後、一人ベッドに向かう。
だが、今夜は少し違った。
寝室に向かう前、何かを思い出したようにさりげなく夫は言った。
「明日から出張だから」
「出張?」
「週末にかけて接待が入ってな。帰りは日曜の夜になるから」
「そう、わかったわ・・・・」
その日は木曜日だった。
金曜日、そして土曜日の夜に夫が不在になる。
それを聞いた時、瑞季が何かを思うことはなかった。
彼女が心を決めたのは、翌日金曜日の午前だった。
シックなワンピースで肢体を包み、鏡に映る自分の姿を見つめる。
「瀬田さん・・・・」
そして、人妻は家を出た。
瑞季の問いかけに、カルチャー教室の受付スタッフは机上のPC画面を見つめた。
写真講座から瀬田の姿が消えて、もう2週間が経つ。
公園の林の奥、二人で濃密な時を過ごしたあの夜。
若妻の肢体には、彼があの時教えてくれた快感が深く刻み込まれている。
あの日以降、彼が瑞季の前に姿を見せることはなかった。
「ご本人からは何も連絡ないようですが」
「このまま辞めてしまうんでしょうか、この教室を」
「さあ、どうでしょうね」
瑞季の気持ちを嘲笑うように、彼女は肩をすくめた。
「あの、難しいとは思うんですが・・・」
「何でしょう」
「住所を教えてもらうことはできませんか?」
「この受講生の方の、ですか?」
「はい・・・」
一転して毅然とした視線を瑞季に投げながら、彼女は言った。
「個人情報の管理は大変厳しくなっているんです。残念ですが」
「そうですよね・・・・」
夕刻の雑踏の中、瑞季は一人寂しく駅に向かった。
以前は、私はこの道を彼と一緒に楽しく会話を交わしながら・・・・
瀬田に抱きしめられ、情熱的な口づけを与えられた記憶が蘇る。
彼に愛撫され、キスをされた胸の膨らみ。
そして、指先でたっぷりといじめられたショーツの奥、濡れた泉。
瑞季の乾いた躰は、あの夜以上に激しい刺激を欲しがっている。
瀬田さん、会いたいです・・・・
夫との冷え切った生活は変わることはなかった。
「おかえりなさい」
その夜もまた、午前零時を過ぎる頃に帰宅した夫は、酒の匂いを漂わせていた。
待っていた妻と会話を交わすこともなく、シャワーを浴びる。
そしてスマホを見つめた後、一人ベッドに向かう。
だが、今夜は少し違った。
寝室に向かう前、何かを思い出したようにさりげなく夫は言った。
「明日から出張だから」
「出張?」
「週末にかけて接待が入ってな。帰りは日曜の夜になるから」
「そう、わかったわ・・・・」
その日は木曜日だった。
金曜日、そして土曜日の夜に夫が不在になる。
それを聞いた時、瑞季が何かを思うことはなかった。
彼女が心を決めたのは、翌日金曜日の午前だった。
シックなワンピースで肢体を包み、鏡に映る自分の姿を見つめる。
「瀬田さん・・・・」
そして、人妻は家を出た。