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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第24章 志津〜人妻ランナーの秘密
「だから言ったじゃないか」

電話の向こうから、どこか呆れたような長男の声が届く。

「せっかくの三連休。親父は出張中。だから俺は最初から・・・」

「ふふふ、ごめんね」

静寂の中、どこからか水の流れる音が聞こえる。

志津は鼓動を高めたまま、言葉を続けた。

「ねえ、大丈夫かしら。ママの帰りが明日になっても」

「もう大学生だぜ。心配しないで・・・。それよりもさ」

好奇心に満ちた笑みを浮かべる長男が目に浮かぶ。

「どうしたの、ママ? こんなこと、これまでなかったじゃないか」

「そうかしら」

「何かいいことあった?」

志津は思わず言葉に詰まった。

「そうね・・・・、あっ、ママ、凄いのよ」

「何が?」

「ランニングよ。10キロの新記録作ったんだから」

「へえ、そりゃすごいや」

息子の言葉を聞きながら、志津は何かを避けるように片手を下方で動かした。

「それで自分へのお祝いってことでもう1泊するの?」

「そうね。そんなところかな」

「なんだかつまんないな」

「どうして?」

「てっきり新しい出会いでもあったかと思ったけど」

息を整え、志津は会話を続けた。

「そんなの、あるわけないでしょう・・・、でも・・・」

「でも?」

肢体を僅かに震わせながら、志津は息子に答えた。

「好きに生きるわよ、ママだって」

「ほんと?」

「うん。これからはもっとそうするんだから」

自分に言い聞かせるような人妻のささやきが、こちら側の静寂に響く。

「じゃあ、ママ、楽しんで」

「ありがとう・・・、あっ・・・、じゃあね・・・」

会話の最後、母親の息遣いにかすかな乱れが生じたことに、息子が気づくことはなかった。

志津は静かにスマホを置いた。

全裸にされた人妻が、郊外の温泉宿の布団に組み伏せられている。

乳房を吸いながら、彼の指先が志津の濡れた美唇に滑り込んだ。

「ああんっ・・・」

敏感に悶えながら、志津は上にいる彼にささやいた。

「電話できないわ、こんなことされたら・・・」

「バレなかったかな、息子さんに」

「どうかしら・・・」

小刻みに指を動かしながら、彼は人妻の唇を吸った。

「志津さん、朝まで一緒にいましょう」

「ああっ、佐野さん・・・」

若くたくましい彼に抱かれながら、志津は大胆に美脚を広げた。

<第24章 完結>
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