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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第25章 涼子〜娘の家庭教師
紗絵さんと交際させてください。
そう言われることを、涼子は既に覚悟している。
優斗くんであれば、娘にとって申し分ないボーイフレンドのはず。
だけど・・・
「お母さんに教えてもらいたいんです」
「えっ?」
娘と彼の交際を想像していた人妻は、思わず言葉に詰まった。
「今、何て言ったの、優斗くん?」
「教えてもらいたいんです、お母さんに」
「私が優斗くんに教えるって・・、いったい何を?」
穏やかな初春の午後。
窓から差し込む穏やかな日差しが、二人を包んでいる。
どこか緊張をはらんだ静寂の中、彼は自身の望みを素直に伝えた。
「女の人のこと、をです」
「女の人って・・・」
「僕、まだ体験したことがなくて、それで、ずっと前から・・・」
頬が紅潮し、鼓動が急速に高まる。
どうにか雰囲気を和ませるように、涼子は言葉を返した。
「それってキスを教えて欲しいってことかしら」
思いがけず目撃してしまった彼と娘のキスシーン。
涼子はその光景を思い出しながら、そうであって欲しいというようなトーンで彼に聞いた。
だが、彼の望みはそれだけではなかった。
「キスなら経験あるんです」
「・・・」
「僕が教えて欲しいのは、もっと先の行為のことです」
何か欲しいものがあれば、買ってやればいい。
夫の言葉が涼子の体奥で繰り返される。
でも、彼が欲しいものは、買ってあげるようなものじゃなくて・・・。
「ごめんなさい、冗談です、お母さん」
「優斗くん・・・」
「遠慮なくって言われたから、つい」
緊張が緩み、涼子はそこにいる彼に対する自分の気持ちを改めて思い出した。
理性という鍵を閉め、強引に忘れようとしていた感情・・・。
ねえ、あなたはどうしたいの?
心の中、自分自身にそう聞かれることを感じながら、涼子は言った。
「でも、私なんかでいいのかしら」
「えっ?」
「果穂のほうが、よほど上手に教えてくれそうだけど」
嫉妬の混じった言葉を思わず口にしながら、人妻は彼を見つめた。
「お母さんがいいんです、僕は」
「・・・」
「最初に会った時から、ずっと」
しばらくの間、二人はテーブル越しに視線を絡め合った。
そして、涼子は言った。
「いいわ。優斗くんの望み、聞いてあげる」
いつしか妖しく疼き始めた肉体が、人妻を戸惑わせている。
そう言われることを、涼子は既に覚悟している。
優斗くんであれば、娘にとって申し分ないボーイフレンドのはず。
だけど・・・
「お母さんに教えてもらいたいんです」
「えっ?」
娘と彼の交際を想像していた人妻は、思わず言葉に詰まった。
「今、何て言ったの、優斗くん?」
「教えてもらいたいんです、お母さんに」
「私が優斗くんに教えるって・・、いったい何を?」
穏やかな初春の午後。
窓から差し込む穏やかな日差しが、二人を包んでいる。
どこか緊張をはらんだ静寂の中、彼は自身の望みを素直に伝えた。
「女の人のこと、をです」
「女の人って・・・」
「僕、まだ体験したことがなくて、それで、ずっと前から・・・」
頬が紅潮し、鼓動が急速に高まる。
どうにか雰囲気を和ませるように、涼子は言葉を返した。
「それってキスを教えて欲しいってことかしら」
思いがけず目撃してしまった彼と娘のキスシーン。
涼子はその光景を思い出しながら、そうであって欲しいというようなトーンで彼に聞いた。
だが、彼の望みはそれだけではなかった。
「キスなら経験あるんです」
「・・・」
「僕が教えて欲しいのは、もっと先の行為のことです」
何か欲しいものがあれば、買ってやればいい。
夫の言葉が涼子の体奥で繰り返される。
でも、彼が欲しいものは、買ってあげるようなものじゃなくて・・・。
「ごめんなさい、冗談です、お母さん」
「優斗くん・・・」
「遠慮なくって言われたから、つい」
緊張が緩み、涼子はそこにいる彼に対する自分の気持ちを改めて思い出した。
理性という鍵を閉め、強引に忘れようとしていた感情・・・。
ねえ、あなたはどうしたいの?
心の中、自分自身にそう聞かれることを感じながら、涼子は言った。
「でも、私なんかでいいのかしら」
「えっ?」
「果穂のほうが、よほど上手に教えてくれそうだけど」
嫉妬の混じった言葉を思わず口にしながら、人妻は彼を見つめた。
「お母さんがいいんです、僕は」
「・・・」
「最初に会った時から、ずっと」
しばらくの間、二人はテーブル越しに視線を絡め合った。
そして、涼子は言った。
「いいわ。優斗くんの望み、聞いてあげる」
いつしか妖しく疼き始めた肉体が、人妻を戸惑わせている。