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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第26章 遥〜夫の弟に求められて
「智史さん、じゃあ出かけるわね」
在宅で翻訳の仕事をしている人妻、遥。
今日はクライアントと会うため外出する予定だった。
夫婦が使う寝室の隣、そこに義弟がやってきて1週間が経つ。
閉ざされたドアを見つめ、遥はそう声をかけた。
「いいよ、義姉さん。ランチは適当に済ませるから」
この1週間、夫がいない昼間はずっと義弟、智史と自宅で二人きりだ。
だが、彼はほとんど部屋にこもりきりで、ランチを食べない日もあった。
夫の帰宅は毎日遅い。
ある夕食の席、遥は智史にこんな風に言ったものだ。
「智史さん、ここは自分の家だと思ってくれていいのよ」
「どういうことかな」
クールで、しかし、どこか冷酷さも伴った義弟の視線に、遥は思わず緊張する。
「いえ・・・、ただ、智史さん、何か遠慮してないのかなって」
「何も遠慮なんかしてないさ」
「そう・・・」
「義姉さんこそ、遠慮しなくていいからね」
「えっ?」
「いつも通り、兄さんと仲良くやってくれればいいんだ」
昨夜、深夜の寝室で夫と交わした会話、そして、その後の行為。
「遥、いいだろう」
「あなた、駄目っ、隣に智史さんがいるわ・・・」
「聞かせてやればいい・・・」
「いやっ・・・、やっ・・・、あんっ・・・・」
酒に酔った夫に、遥は強引に裸にされ、激しく抱かれた。
短時間の行為、しかし遥は淫らな声をあげてしまった自分に気づいている。
そんな私の声を、智史さんは・・・・。
心を乱したまま、遥は外出し、クライアントとの面談を終えた。
帰宅したのは午後4時少し前だった。
「早かったね、義姉さん」
階段を降りて出迎えてくれた智史に少し驚きながら、遥は答えた。
「ありがとう。誰も来なかったかしら」
「うん」
部屋に戻る智史を見つめながら、遥もまた寝室のクローゼットに向かった。
服を着替え、何気なく周辺を見つめる。
違和感・・・。
何かがいつもと違う。
遥には、それがわかった。
「気のせいかしら」
スーツやワンピースが並ぶクローゼット、そして引き出しを遥はゆっくり確認した。
「えっ・・・」
違和感の正体に気づいたのは、下着が収納された引き出しを開けたときだった。
そこには何者かに荒らされたような痕跡が確認できた。
何者か・・・、遥に想像できるのは、ただ一人しかいない。
在宅で翻訳の仕事をしている人妻、遥。
今日はクライアントと会うため外出する予定だった。
夫婦が使う寝室の隣、そこに義弟がやってきて1週間が経つ。
閉ざされたドアを見つめ、遥はそう声をかけた。
「いいよ、義姉さん。ランチは適当に済ませるから」
この1週間、夫がいない昼間はずっと義弟、智史と自宅で二人きりだ。
だが、彼はほとんど部屋にこもりきりで、ランチを食べない日もあった。
夫の帰宅は毎日遅い。
ある夕食の席、遥は智史にこんな風に言ったものだ。
「智史さん、ここは自分の家だと思ってくれていいのよ」
「どういうことかな」
クールで、しかし、どこか冷酷さも伴った義弟の視線に、遥は思わず緊張する。
「いえ・・・、ただ、智史さん、何か遠慮してないのかなって」
「何も遠慮なんかしてないさ」
「そう・・・」
「義姉さんこそ、遠慮しなくていいからね」
「えっ?」
「いつも通り、兄さんと仲良くやってくれればいいんだ」
昨夜、深夜の寝室で夫と交わした会話、そして、その後の行為。
「遥、いいだろう」
「あなた、駄目っ、隣に智史さんがいるわ・・・」
「聞かせてやればいい・・・」
「いやっ・・・、やっ・・・、あんっ・・・・」
酒に酔った夫に、遥は強引に裸にされ、激しく抱かれた。
短時間の行為、しかし遥は淫らな声をあげてしまった自分に気づいている。
そんな私の声を、智史さんは・・・・。
心を乱したまま、遥は外出し、クライアントとの面談を終えた。
帰宅したのは午後4時少し前だった。
「早かったね、義姉さん」
階段を降りて出迎えてくれた智史に少し驚きながら、遥は答えた。
「ありがとう。誰も来なかったかしら」
「うん」
部屋に戻る智史を見つめながら、遥もまた寝室のクローゼットに向かった。
服を着替え、何気なく周辺を見つめる。
違和感・・・。
何かがいつもと違う。
遥には、それがわかった。
「気のせいかしら」
スーツやワンピースが並ぶクローゼット、そして引き出しを遥はゆっくり確認した。
「えっ・・・」
違和感の正体に気づいたのは、下着が収納された引き出しを開けたときだった。
そこには何者かに荒らされたような痕跡が確認できた。
何者か・・・、遥に想像できるのは、ただ一人しかいない。