この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
放課後は校舎裏で。
第2章 ❀ 雨
 



先輩の手が髪を撫でる。

沈黙に包まれた部屋、雨音だけが
あたし達の耳に届いた。


「俺のこと、本当に好きなの?」


その声は低く掠れていて。

あたしはコクッと縦に頷き
近付く彼の顔に頬を染める。


「俺のこと、寝取ってみる?」


視界が傾いた次の瞬間
あたしの上に先輩が覆い被さっていた。


「…ね…とる…?」

「そ。…俺とシようってこと。
それで、俺を落としてみせてよ」

「む、無理ですっ…」

「無理かどうかはやってみないと
わかんねぇだろ?…ね、柚…」


これが先輩の本性…?

彼はあたしの唇を親指でなぞり
クスッと笑みをこぼす。


「…先輩には…、彼女が居て…」

「さっきキスしてた女はセフレ」

「…せ…ふれ…――」

「そうだよ。身体だけの関係。
俺、今までに本気で恋愛した事ねぇの。
告白して来る女は全員、俺と
ヤりたいだけ。柚もそうじゃないの?」



 
/35ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ