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10年目の恋
第4章 月夜の恋
「今日は、帰らねぇぞ」
「うん。あたし明日休みとったし」
「手回しいいじゃん」

徹はクックッと笑いながらあたしの洋服のボタンを外し始めた。

「別れるかもと思って、泣いたら会社行くのめんどくさいじゃん」
「はぁ?」
「だって近頃の徹、冷たかったよ?」

ボタンを外し終えて前を開くとあたしの顔を見ないで
視線は胸に集中する。

「冷たいのは志保だろ。出張前のメールはないし。
たまに会えても泊まらないで帰るって言うし」
「だって平日のお泊りはめんどくさいんだもん」
「はいはい。女の事情だよな」
「もう!」

「志保。もう黙れよ」

あたしの目を見ながらそういうと
両ほほに充てていた手をゆっくりと体の線に沿って下におろした。
その手がゆっくりと胸を包み込む。

ブラの上から胸を持ち上げるように揉みしだく。
徹の親指が乳首を探し出すとあたしの声が漏れ出た。

「あっっっ・・・・」

上目遣いであたしの顔を眺めて
ニヤッと笑うと耳元で
「どうして欲しいか言えよ」と囁いた。

その小声からふっと息を耳にかけられると
ゾクッとする。

「感じさせて・・・」
「了・解」

そのまま耳たぶを噛まれて、首筋を舐められている感覚の中で
ブラを外された。

徹の両手があたしのおっぱいを包み込む。

大好き。徹。



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