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第5章 あとがき

こんにちは。いちごです。
いつもご笑覧ありがとうございます。
メッセージ・レビューありがとうございます。

私はあとがきは書かない習慣なのですが、
読者様に徹が過去から来た意味が分からない・・・とレビューにありましたので
そりゃそうだ。と思い、一言だけ。

マンネリのカップルってお互いに素直に気持ちを言い合うことがなくなったりしますが
実は思いやっていたりマンネリまで続いたからこその
思いもあると思うんです。

志保が素直になればいいんだけど
女ってなかなか・・・ね？

志保が素直に自分の気持ちをさらけ出して
自分でも再確認できるのは
年下の「素直な」男の子かな～と思って
始めは会社の年下の男の子にしようと思ったんですが

ある程度自分をさらけ出すのに
それなりの仲にしなきゃいけない。

でも志保には浮気を（心の浮気も含め）させたくなかったんですよね。
で、心の浮気も徹本人なら浮気にならないか？と
勝手に判断し、10年前のやっぱり進学で悩んでいる徹と会わせました。

子供の徹と大人の徹の二人に愛されるわけです（笑）

カテゴリは「ファンタジー」にしましたが
強く「ファンタジー」のストーリーにしたかったわけではないんですよね。

志保にしてみたら10年前と今と両方の徹に精神的に支えられ
徹にしてみたら10年前も今も志保に惚れているわけです。

それってちょっとした時間軸の交差で起こった「不思議な感覚」
程度に思って頂ければ幸いです。