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貪られる肉体 - 私のカラダは、誰のモノ?
第4章 服従するもの。
「イッたぞこの女。こんなに大勢に見られてる中イッちまったよ」

 頭の中が真っ白になって何も考えることが出来なかった。

 周りでは私に対する、会話が飛び交っている。

「こいつに精子かけてやりたいけど、勝手な事すると怒られそうだから止めておこう」

「今回はティッシュでも出しておけよ。また今度また今度」

 教室のドアが開き、ちょうど次の授業の先生が来て、男子達は席に戻っていった。

 私も不自然に思われないように、すぐに席についた。

 保健室に行って休む手があったけれども、もう歩く気力は残されていなかった。

 ひりひりとする股に、手を当てながら授業を受けた。

 時折、呆けてしまって何度か先生に注意された。 

 放課後、トイレに制服と下着を用意され、やっと着替えることが出来た。

 体操着と比べると、不思議とこの卑猥な制服の方がまだ良く思えてくる。

 下校しようと、廊下を歩いていると携帯に先輩からメールが届いた。

『理科棟四階の空き教室で待ってる。すぐに来い』

 また昨日と同じ事をさせられるのだろうか。

 逃げてしまおうかと思った。

 続けてメールが届く。

『来なかったら、今からお前を探して全裸にさせて下校してもらうぞ』

 恐怖に怯え、了解の返事をして指定の場所へと向かった。

 今日は日が沈まない内に帰れるのだろうか。

 校舎の時計の針は四時を廻っていた。

 くるりくるりと回されていた。 
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