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発情期ニャンコな私を襲う欲情ワンコな彼
第3章 ***
*業務終了*

無事に棚卸も終わり夜の十二時になってしまった。

「桜木中将。先に帰り支度したら店長室で見てていいよ」

大尉が客から買い取った『モンスターレイパー』を渡してきた。

「ありがとうございます」

帰り支度をすませるが拳銃は家に帰るまで装備しておく。
好きなノベルの主人公が使った銃のモデルガンだからできるだけ離したくない。


店長室なんて入ったことないから楽しみだ。
事務室はマルチルームになっていてその先の扉を開けたことは無い。
※部屋の中に別の部屋に行く扉がある。

入ってみるとテーブルにパソコンラック型の机の上にポータブルプレイヤーがあった。
冷蔵庫とパイプベットもある。

万が一の仮眠所とか体調悪くしたスタッフ用になってんのかな?

驚くのはモニターの数だ。店内が映っている。
監視カメラで任務中の店員の行動が記録されていたのか。
虚偽の報告バレバレやないか!

赤字経営のクセにバイトの動きまで監視しやがって!


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