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最後まで
第16章 地上戦
「そっ…!」
慌てて違うと言おうと黄色のローブが前に出たが、サラターイの姿が不意にブレた。
「まあ、実質あなた方の敵というのは間違いありませんけどね…。」
クククと喉を鳴らす声が黄色ローブの背後から聞こえた。
ブレたように見えたのはサラターイが超高速で黄色ローブの後ろへと移動したのだ。
「なっ!!」
「マイーヌ!!」
バッ
マイーヌと呼ばれた黄色ローブが飛びすさる。
「貴様!」
キンッ!
サラターイを確認しようとマイーヌが振り返った時、すぐ側で金属音が響いた。
見るとナイムウォールの短剣をマイーヌと一緒にいた茶色のローブを着た者が止めていた。
慌てて違うと言おうと黄色のローブが前に出たが、サラターイの姿が不意にブレた。
「まあ、実質あなた方の敵というのは間違いありませんけどね…。」
クククと喉を鳴らす声が黄色ローブの背後から聞こえた。
ブレたように見えたのはサラターイが超高速で黄色ローブの後ろへと移動したのだ。
「なっ!!」
「マイーヌ!!」
バッ
マイーヌと呼ばれた黄色ローブが飛びすさる。
「貴様!」
キンッ!
サラターイを確認しようとマイーヌが振り返った時、すぐ側で金属音が響いた。
見るとナイムウォールの短剣をマイーヌと一緒にいた茶色のローブを着た者が止めていた。