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最後まで
第17章 アイクとジル

アイクは貪りながらも指を身体中這わせていた。

ヌルリ

「っ!」

ある一点でぬるぬるした感触を感じ、怪我をしているのかと驚いて指を見た。

だが、出血の様子はない。
透明な液体がヌメヌメと指に絡み付いていた。

患部が気になり、下がって行くとテロテロと妖しく光る秘部がパクパクしていた。

「なんだ?」

その呟きにジルが顔を上げる。

「どうしたの?」

「おい、見てみろよ。なんか出てきてる。」

「ん?」

呼ばれたジルはアイクの元にいく。
アイクはジルが見やすい様にイチカの膝を立たせて開いた。

「…なにこれ?」

ジルは滑りがある場所に指を這わせると首を捻る。

ヌチャ…………コリッ

「ひゃあっっ!!」

ビクン!!

ヌメヌメした中に小さな凝りを見つけた瞬間、イチカが大きな悲鳴をあげ体を反らせた。

「うおっっ」

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