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最後まで
第20章 暴走

ミルムが部屋に戻った時には、部屋の中は大変な事になっていた。

今まで見たこともないほどの大量の触手に絡み取られ、全身をヒクヒクと痙攣させながら涙と涎を垂らした娘たち。


ミルムも例外ではなく、ドアを開いた途端に触手に引きずりこまれた。

全身に吸い付く触手の与える快楽は半端なく、それでもシューに異常が起きていると察したミルムは巧みに触手を伝って、彼に近づいた。

「シュー…ん…、大丈夫…?あん…」

やっとの思いでシューを掴み、体に抱きつく。

「ひゃ…シュー…あぅ…起きてぇ…」

抱きついても止まらない触手に悶えながら、必死にシューに呼びかける。

「ふ…ぅ、あっ!シュー!シュー!」

ビクビク!!

遂には達してしまうが、それでもシューは起きない。
触手も止まらない。

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