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最後まで
第20章 暴走

―シュー?シュー!

「ぁあっ…んっ…は…ん!」

膨らんだ快楽が爆発しかけたとき、シューが起きた。

「きゃっ」

ガバっと起き上がった途端に触手が消える。

眩しそうに目を細め、やがてミルムをその瞳が捉えた。

―大丈夫?

声が出せずに心配そうな顔を向けるミルムをシューは嬉しそうに抱き締めた。

「…ぁん、シュー…」

「?」

ミルムの声に初めて自分が、ミルムの中にいると気付いたようだ。

シューは愛しさから、状況を把握した途端にミルムを押し倒した。

深く繋がったまま愛しそうに口づけをする。

「ん…」

チュッ

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