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最後まで
第21章 復活+α
「そうだ…その感じ…」
時折声をだし、アイクとジルを促す。
「うん…だいぶ分かってきた。」
「よし、こう…だな…。」
アイクとジルもそれに答える。
ミハイヤーラはその様子に、はやまってシューを責めなくて良かったと思った。
コントロールに慣れてきたアイクとジルに、シューはミハイヤーラの負を吸い出す様に言う。
「いよいよか…。」
クッと緊張した表情になる二人にシューは表情を柔らかくして説明する。
「ミハイヤーラの中は俺たちから見たら異質だ。だから、その中から最も身近に感じる力を探せばいい。」
「なるほど…」
アイクとジルは頷くと集中し始めた。