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最後まで
第21章 復活+α
ミハイヤーラの中は居心地が悪かった。
―どう探せと…
アイクとジルは異質の中を探っていく。
―ん?
その中に妙に安心するモノを見つけた。
「これだな…」
二人はそれぞれ見つけたモノを自分へと送るように意識を集中する。
ぞるぞるぞる…
奇妙な音を立て、それが流れ込んでくるとミハイヤーラに戻らない様に自身の中を循環させる。
「吸い出すのは成功だ。」
シューの声が聞こえアイクとジルは目を開けた。
「ミ…ミハイヤーラ!」
目の前には、ひくひくと恍惚の表情に濡れたミハイヤーラが倒れていた。
「そっちに意識を向けすぎ!刺激が強すぎたんだよ。」
シューは、触手を消すとミハイヤーラをベッドへ運んだ。
「だ、大丈夫なのか?」
「ミハイヤーラぁ…」