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最後まで
第22章 別れ
鍛錬も順調に進み、いよいよイチカ達5人を送る日を迎えた。
イチカ達には、何も伝えていない。
いや言えなかった…。
もう二度と会うことはない。
辛い想いは自分達だけで十分だと、ミルムとミハイヤーラはこっそり涙を流した。
生前には出逢うことのなかった彼女達。
ミルムは、目的は別としてアイクとジルに感謝していた。
ミハイヤーラも同じで、心苦しい思いもあったが、やはりアイク達に出逢うまで友達と呼べる人が居なかった故に彼女達と知り合えてとても楽しい日々を過ごした。