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最後まで
第22章 別れ
シューは倒れたミルムを抱き寄せ、じっと目を閉じて集中する。
ミルムにカケラを馴染ませるため、カケラをコントロールしているのだ。
そんな二人を他所に、アイクとジルは腹を決めた様に集中し始めた。
「「はっ」」
短く息を吐くと力を解放する。
「はぁぁぁぁん!!」
ミルムと同じようにミハイヤーラが跳ぶ。
だが、此方はそれだけではなかった。
「あ…あ…あ…」
サシャだ。
余りにもカケラの巨大な力に、触手を消すこともできずサシャの中をカケラが通過する。
その間、絶頂に達した様な感覚がフラッシュの様に絶え間なく襲ってきた。
―早く抜けてぇ!!このままじゃおかしく…なるぅ!!