パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第23章 それから

報告を聞いた時、嬉しくなったサシャはうっかり像を見に行ってしまった。

村人達に見つかったサシャが咄嗟に取った行動は

像の上に浮かび上がり、両手を広げ慈愛に満ちた表情で微笑むと消える。

「ああ…女神さまに出会えた。」

「ありがとうございます。」

「女神様の元、平和な世界を…」

村人達は、膝まづきサシャの消えた場所に感謝を口にしたのだ。

更に、タイミングよく世界にミルムとミハイヤーラの歌声が響いた。

すると、緑は輝き、暖かい風が人々を撫でていく。

奇跡だと、涙するものも現れ始めた。