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最後まで
第5章 四人目
少女は下半身の違和感が徐々に快楽に変わって行くのを感じていた。
はっはぁ…
揺さぶられる振動に合わせて、子宮がズクズクと疼く。
視界がぼやけ、身体がジンジンと火照ってきた時、耳元で男の声が聞こえた。
熱い吐息とともに、どうやら自分が何故こうなったかを説明しているようだ。
だが、少女の脳に届くのは男の声ではなく、体験したことのない程の快楽。
幼少から意識を失い寝たきりになっていた少女には、これが何なのかは分からない。
分からないが、言い様のない喜びが彼女の心を満たしている。
「はぁん!」
驚くほどの甘い吐息が、自分の口から漏れる。
ただその声がさらに自身を昂らせている。
アイクの言葉など耳には入らず、ただひたすらこの不思議な感覚に身を委ねていた。