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最後まで
第8章 異変
「クスッ【シュー】ね。ありがと、母さん。」
―よ、よかった。
ミルムはシューが嫌がってないことに安直し、まだ胸元にあるシューの頭を撫でた。
「…母さん。俺を産んでくれたお礼したい。」
上目遣いでそういうシューにミルムは首を傾げる。
「お礼?…い…」
チュ
「そ」
要らないわよ
そう言おうとしたのだが、シューの唇に言葉を遮られた。
チュッチュパ
柔らかな口づけはだんだん激しさを増していく。
「んはっ…ちょ…シュ…ゥ」
シューはミルムの頬を両手で包んで逃がさない。
体重がミルムへ掛かるため、パスッとシューごと後ろに倒れてしまった。
それでもシューは止まらない。