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Last Kiss
第1章 さようなら私の春よ…

「…あら凛音ちゃん、こんな時間にどうしたの?」

「ちょっと落ち着きたくて…」

「いつもの場所ね、茜さんも呼んでおくわ」

「ありがとうございます。」


私の母は結婚式場で働いていて、小さい頃にも何回か遊びに来たことがあった。いつの間にか馴染みの場所になっていて、辛いことがあった時はここに来ていた。

ガチャッーーー

目の前には大きい十字架

上を見上げれば硝子張りの窓

左右対称に並んでいる席

その真ん中には私と裕樹が歩く筈であった道


ずっとずっとここで式を挙げたかった、でももう…できないと思う。

また初めから誰かに恋をして愛することなんて……もうできないと思う…

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