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梨華との秘密
第3章 娘って
 三奈の振りに仕方なく俺は答えた。


「うんまあ試合は弱かったな。実戦じゃ負けなしだった。」


 自慢にゃならんな。
 苦い思い出が甦ったが、それ以上は黙っていた。


「じゃあ用意するわね。梨華、手伝って。」


 はあいと言いながら梨華も台所の方へ出ていった。
 十分もするとハンハーグとサラダ、豚汁が並び胃袋を刺激された。
 三人ともよく食べ、よくしゃべった。
 結局なんだかんだで我が家に帰りついたのは十一時を回っていた。
 風呂に入り携帯をチェックすると、二通のメールが入っていた。


「二郎さん梨華を助けてくれてありがとう。

パパだなんてごめんなさい。

中学生だから許してやってね。

また、家にいらしてね。

梨華と私のために、お願い。

あなたの妹三奈。」


 なんじゃこりゃ?
 まあ普通か?


「パパありがとう。

明日パパの家にいってもいいかな?

私、パパが好きになっちゃった。

写メ綺麗に撮れてるかな?

大好きですパパ。

おやすみなさい、パパの娘梨華。」


 ありゃりゃ、母娘で誘惑メールかいな?
 えっ写メ?
 わっ可愛い!
 あかん、なにしとんねん。
 まあちゃんと隠してあるから児童ポルノにゃならんな。
 参ったな。


「久しぶりでなつかしかったよ三奈ちゃん。

パパでいいよ。

俺のホントの娘みたいに思ってるからね。

明日、梨華が家へ勉強にくるそうだ。

遅くならないうちに帰すからね。

おやすみママ。

ママで良いかな?」


 これでいいかな?
 三奈ちゃんは、まだ?
 まさかないよな。


「写メありがとう。

嬉しかったぁ。

どうせなら隠さずに全部見せて欲しかったな。

あはは、ただのスケベ親父やな。

明日はママの許しをもらっておいで。

パパは七時には帰るよ。

ママに相談して許可をもらうんだよ。

OKをもらったらメールしておいで。

おやすみ梨華。

また明日。」


 やれやれ、掃除をする間がないなぁ。
 まっオヤツくらいはあるからいいか?
 そんなことを考えていたら、いつのまにか寝ていた。
 朝、いつもよりスッキリと目覚めた。
 電車の中でメールをチェックすると、仕事以外に二通来ていた。


「パパ、きょうママからOK出たよ。

楽しみだよぅ。

写メ取り直したよ。

パパ大・好・き!」
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