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梨華との秘密
第3章 娘って
 写メ?
 うそっ、綺麗なオッパイやなぁ。
 形の良いヘソやなぁ。
 アッホ、児童ポルノやん!
 あちゃちゃ、大変やぁ。
 いや、騒ぐな。
 あの娘は露出が好きだって、言ってたな。
 マゾだってのも、言ってたな。
 ええい考えるな!
 俺は、ロリコンじゃない!
 頭の中から、梨華の透き通るような裸身を追い出した。
 二通目は三奈からだった。


「おはようございますパパ。

でいいのかな?

梨華が早速パパの家に行くって、いいましたのでOKしておきました。

迷惑だったら、連絡して下さい。」


 うん、こっちは普通に母親のやな。
 よしよし、しかし幸の妹に出会うなんてなぁ。
 あかんで、幸に言い訳できんぞ。
 なんて考えてる間に岡山についた。
 会社に入る前に、梨華に返事を出していた。


「ママから聞いたよ。

パパが帰るまでいていいよ。

鍵は郵便受けの中に入れてあるからね。

写メ綺麗に撮れてたね。

悪い娘や。

あとでお仕置きだな。

パパの可愛い娘、梨華。」


 しまった!
 お仕置きはヤバイぞ!
 マゾだって言ってる娘にお仕置きは、ご馳走じゃないか!
 俺は、ロリコンじゃない!
 しかし、気持ちとは逆に俺の股間のヤツは力をみなぎらせ、ドクンッドクンッと脈打っていた。


「ママでいいよね、三奈ちゃん?

了解です。

いま、梨華に返事を出しておいた。

ママも仕事だろう?

終わるまで家で預かってるから、心配ないよ。

帰ったら連絡をくれるかな?」


 こっちはこれでいいな。
 どれ仕事でもやるか?
 しかし、新たな災難が会社の方から来やがった。
 十時過ぎに課長に呼ばれた。
 俺は、やな予感がした。


「課長なんでしょうか?これからお得意様との打ち合わせがあるんですが。」


 少し嫌みを利かせて言ってみたが、


「時間を取らせて悪いんだが、実は来月から倉敷の支社に行って欲しいんだ。」


 はっ?
 転勤?
 いや、違う、ただの異動だ。
 しかも、倉敷、まてよ?
 三奈たちに会える時間が増えるな。


「倉敷ですか?そりゃ、構いませんが?あの、待遇はどうなりますか? 今のままじゃぁ、ねぇ。」


 課長の顔が明るく変わり、


「うん、来月一日づけで、支社長代理兼営業課長補佐で課長待遇だよ。どうかな?」


 やられた!
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