この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
梨華との秘密
第10章 聖夜の宴
紹介?
えっ、なにを言ってるんや、この娘は?
頭が混乱したまま、
「えっ、紹介って、クリスマスも旅行やし、年明けでええかな?」
思わず、バカを言ったと思ったが、遅かった。
次の言葉を発する前に、柔らかいモノが俺にぶつかり、いきなり抱き締められていた。
お父さんと確かに聞こえたが、あとは肩を震わせ黙ってしがみついている彼女の背中に手を回し、ただ撫でていた。
三分ほどたっただろうか?
彼女の震えが止まり、俺を見つめていた。
「お父さん、私、、、」
言葉が途中で途切れ、俺は彼女の唇が触れたのを感じた。
彼女の心が痛いほど俺には、わかった。
若い女の体臭が俺の理性を飛ばしそうになっが、辛うじて踏み止まった。
「ミキちゃん、クリスマスイブにこられるかい?家族に紹介するよ。」
柔らかい唇が放れ、保っていた理性の欠片が言葉の切れ端を繋ぎ、絞り出していた。
「えっ、家族に?私、いいの?お父さん。」
俺を見つめるミキの瞳の中に、喜びと不安が同時に広がっていた。
「うん、構わないよ。それどころか、二人とも喜ぶよ。新しい家族が増えたってね。たぶん、その方がミキちゃんの希望にもそえると思うよ。」
言いながら、俺はまだミキの背中を撫で回していることを忘れていた。
慌てて、手を離そうとしたが、彼女の手が俺の手を止め包んだ。
カアッと、身体中の血が熱くたぎった。
「お父さん、お父さんの硬くなってる。このまま、一緒にいたい。私、変かな?」
俺の中で理性と見栄と、欲望と、彼女との過去のいきさつが混じり合い、俺はミキを女として見ている自分に混乱していた。
密着した身体を離そうと動いたが、彼女は俺の身体を追うように動き、更に身体を密着させてきた。
「お父さん、このままで、少しの間だけ、このままで、お願い!」
ミキの気持ちがヒシヒシと伝わり、俺は身動きが取れなくなっていた。
「ミキちゃん、もうなにも言わなくていいよ。ミキちゃんの気持ちがわかるから。理恵さんとミキちゃんのホンとのお父さんには申し訳ないけど、俺はミキちゃんを娘じゃなく女として見てる。けど、俺には家族がいるんだ。それでも、構わへんかな?」
彼女は答える代わりに小さくうなずき、アゴを少しあげた。
プルンとした唇が少し開き、俺の唇を待っていた。
えっ、なにを言ってるんや、この娘は?
頭が混乱したまま、
「えっ、紹介って、クリスマスも旅行やし、年明けでええかな?」
思わず、バカを言ったと思ったが、遅かった。
次の言葉を発する前に、柔らかいモノが俺にぶつかり、いきなり抱き締められていた。
お父さんと確かに聞こえたが、あとは肩を震わせ黙ってしがみついている彼女の背中に手を回し、ただ撫でていた。
三分ほどたっただろうか?
彼女の震えが止まり、俺を見つめていた。
「お父さん、私、、、」
言葉が途中で途切れ、俺は彼女の唇が触れたのを感じた。
彼女の心が痛いほど俺には、わかった。
若い女の体臭が俺の理性を飛ばしそうになっが、辛うじて踏み止まった。
「ミキちゃん、クリスマスイブにこられるかい?家族に紹介するよ。」
柔らかい唇が放れ、保っていた理性の欠片が言葉の切れ端を繋ぎ、絞り出していた。
「えっ、家族に?私、いいの?お父さん。」
俺を見つめるミキの瞳の中に、喜びと不安が同時に広がっていた。
「うん、構わないよ。それどころか、二人とも喜ぶよ。新しい家族が増えたってね。たぶん、その方がミキちゃんの希望にもそえると思うよ。」
言いながら、俺はまだミキの背中を撫で回していることを忘れていた。
慌てて、手を離そうとしたが、彼女の手が俺の手を止め包んだ。
カアッと、身体中の血が熱くたぎった。
「お父さん、お父さんの硬くなってる。このまま、一緒にいたい。私、変かな?」
俺の中で理性と見栄と、欲望と、彼女との過去のいきさつが混じり合い、俺はミキを女として見ている自分に混乱していた。
密着した身体を離そうと動いたが、彼女は俺の身体を追うように動き、更に身体を密着させてきた。
「お父さん、このままで、少しの間だけ、このままで、お願い!」
ミキの気持ちがヒシヒシと伝わり、俺は身動きが取れなくなっていた。
「ミキちゃん、もうなにも言わなくていいよ。ミキちゃんの気持ちがわかるから。理恵さんとミキちゃんのホンとのお父さんには申し訳ないけど、俺はミキちゃんを娘じゃなく女として見てる。けど、俺には家族がいるんだ。それでも、構わへんかな?」
彼女は答える代わりに小さくうなずき、アゴを少しあげた。
プルンとした唇が少し開き、俺の唇を待っていた。