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梨華との秘密
第10章 聖夜の宴
俺の言葉を聞くミキの動きが止まった。
「それは、ミキさんのお母さんと恋人になったってこと?違うの?」
「いや、お互いに好きあっていたよ。でも、俺はミキの母親、理恵さんというんだけど、彼女はそれを望んでたんだ。けど、俺は弱味につけこむような真似はできなかったんだ。それに、あの当時はまだSMなんて、今みたいに認められていなかったしね。だからさ。」
「つまり、何もしなかったのね。だからなのね。ミキさんのお母さんへの罪滅ぼしなの?」
流石に三奈は鋭いな。
「うん、その通りだよ。でも、それだけじゃないんだ。お前と同じさ、三奈。あの時、俺が姿を消さなきゃ、君に辛い思いをさせずにすんだのと同じだよ、三奈。」
そこまで言うと、ミキの唇が三奈から離れ俺の方に顔を向けた。
ミキが何か言おうと口を開きかけた瞬間、三奈がミキを抱き締め唇を重ねた。
「ママ、どうして?」
ミキの困惑したような声が響いた。
「ミキさん、ごめんなさい。私、誤解してたの、でも、わかったのお父さんの気持ちもあなたの気持ちも、だから、ごめんなさい。」
三奈の両目には、大粒の涙が光っていた。
二人の肩を引き寄せながら、
「三奈、ありがとう、良いんだよ。わかってくれたらね。二人とも化粧を直しておいで、ここでまっているよ。」
女二人が顔を見合わせ、はいっと、答え立ち上がった。
二人がいなくなると俺は、これからの事を考えながら、買い物のリストを考え始めていた。
「フンドシがいるなぁ。明日でも構わんか?食料とあとは、ツリーやな。」
思わず声に出している自分に、我ながら驚いていた。
しかし、二人の予定が三人になり少しプランを変更する事にしたが、まだ何か足りない気がしていたが、そいつが何かハッキリとはわからなかったが、後で考える事にした。
そんな事を考えていると、若い女の明るい声が聞こえ、三奈とミキが実の姉妹か母娘のように仲良く話ながら戻ってきた。
「さあ、行こうか?お嬢様方、ご一緒に参りましょうか?」
おどけたように軽く頭を下げると、
「プッ、なに、ソレ、ウフフッ、、。」
「あはは、やめて、、ウフフ、、お腹痛ぁ~い、、。」
女二人がお腹を抱えて笑い転げた。
漸くして笑いが治まり、二人を抱き抱えるようにしながら階段を降りた。
「それは、ミキさんのお母さんと恋人になったってこと?違うの?」
「いや、お互いに好きあっていたよ。でも、俺はミキの母親、理恵さんというんだけど、彼女はそれを望んでたんだ。けど、俺は弱味につけこむような真似はできなかったんだ。それに、あの当時はまだSMなんて、今みたいに認められていなかったしね。だからさ。」
「つまり、何もしなかったのね。だからなのね。ミキさんのお母さんへの罪滅ぼしなの?」
流石に三奈は鋭いな。
「うん、その通りだよ。でも、それだけじゃないんだ。お前と同じさ、三奈。あの時、俺が姿を消さなきゃ、君に辛い思いをさせずにすんだのと同じだよ、三奈。」
そこまで言うと、ミキの唇が三奈から離れ俺の方に顔を向けた。
ミキが何か言おうと口を開きかけた瞬間、三奈がミキを抱き締め唇を重ねた。
「ママ、どうして?」
ミキの困惑したような声が響いた。
「ミキさん、ごめんなさい。私、誤解してたの、でも、わかったのお父さんの気持ちもあなたの気持ちも、だから、ごめんなさい。」
三奈の両目には、大粒の涙が光っていた。
二人の肩を引き寄せながら、
「三奈、ありがとう、良いんだよ。わかってくれたらね。二人とも化粧を直しておいで、ここでまっているよ。」
女二人が顔を見合わせ、はいっと、答え立ち上がった。
二人がいなくなると俺は、これからの事を考えながら、買い物のリストを考え始めていた。
「フンドシがいるなぁ。明日でも構わんか?食料とあとは、ツリーやな。」
思わず声に出している自分に、我ながら驚いていた。
しかし、二人の予定が三人になり少しプランを変更する事にしたが、まだ何か足りない気がしていたが、そいつが何かハッキリとはわからなかったが、後で考える事にした。
そんな事を考えていると、若い女の明るい声が聞こえ、三奈とミキが実の姉妹か母娘のように仲良く話ながら戻ってきた。
「さあ、行こうか?お嬢様方、ご一緒に参りましょうか?」
おどけたように軽く頭を下げると、
「プッ、なに、ソレ、ウフフッ、、。」
「あはは、やめて、、ウフフ、、お腹痛ぁ~い、、。」
女二人がお腹を抱えて笑い転げた。
漸くして笑いが治まり、二人を抱き抱えるようにしながら階段を降りた。