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梨華との秘密
第10章 聖夜の宴
 車が見慣れた連島の住宅街に入り、


「こんなところに、あるん?信じられへん!」


 ミキが驚きの声をあげるのを、


「家に着いたら、もっとビックリするわよ、ミキちゃん。」


 三奈が少し自慢するように言った。
 我が家の駐車場に入るまでに、三奈がミキに家の説明を始めていた。


「着いたよ、我が家に。荷物を下ろさなな。二人とも手伝ってなぁ。」


 はーいと、答えながら、女二人が荷物を両手に下げて、スタスタと玄関へ上がっていった。
 三奈が玄関の鍵を開け、中へ入っていった。
 俺は残りの荷物を下ろし、玄関へ運んだ。
 中に入ると、暖房が既に入れられ、玄関も暖まり始めていた。


「ふうっ、温いなぁ。ヤッパリ、家族がいるとええなぁ。」


 思わず俺の口から、本音がこぼれていた。
 家の奥から、女の笑い声が聞こえ、俺自身の中から不思議な幸福感が沸き上がっていた。
 しかし、同時にこれからの計画に我ながら、半分あきれていた。


「二人とも賑やかだね。さっさと着てるものを脱ぐんや。縄を外して欲しいだろう?三奈、お風呂に湯は張ったん?」


「えぇ、ご主人様、お風呂の準備はできてます。それと、晩ごはんの準備もしたいんですけど?」


「それは、身体を綺麗にしてからで良いよ、三奈。まずは、脱ぐんだ。ミキもね。」


 俺の言葉に、女二人が顔を見合わせ納得したように服を脱ぎ始めた。
 ファサッ、ファサッと衣服を脱ぎ捨てる音が響き、若い女の弾けるような裸身と、成熟した女の艶やかな裸身が明るい照明にさらされた。
 白い肌に縄が亀甲に走り、二人の女の肉体を妖しく魅力的に魅せていた。


「ふふ、淫らしい身体やな、二人とも。じっとしてるんやで、肌を傷つけたくないからね。」


「はい、お願いします。」


 二人の言葉を聞きながら、大きめの裁ちバサミを三奈の縄にかけ、裁ち切った。
 ジョキ、ブツッ、ジョキ、ブツッと縄を切っていき、三奈の身体から荒縄を外していった。
 ミキの身体から全ての縄を外し、女二人の肌には縄目の朱い痕が残り、俺の加虐心を煽った。
 三奈の朱い縄の痕に指を這わせながら、ツンとトンガリ上向きの乳首に軽く唇で触れた。


「やっ、、だめ、、」


 三奈が目をつぶり唇を噛んだ。
 俺の右手が三奈の花びらに軽く触れ、硬く尖るクリトリスに触れ中指で軽く転がした。
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