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梨華との秘密
第11章 双華繚乱
 どう話そうか、考えていると、


「ママ、大丈夫よ。パパを信用してあげて。私はパパを信用してるし、それに、悔しいけどパパはママの方を私より愛してるから。私は、それが少し悔しいけど。」


 バレてる。
 流石に鋭いな。
 幸、良いんだね、このままで?
 思わず俺は、ここにいない幸に尋ねていた。


「梨華、ホンとにいいの?パパは、あなたにママと同じ事をしてるのよ?レズをさせたり、鞭やロウソクで、これからはそれ以上の事をされるのよ。あなたの気持ちも、ママの気持ちも利用するのよ!それでも、いいの?」


 三奈の母親としての気持ちがヒシヒシと伝わってきたが、


「ママ、それで構わないの、私、それが好きなの。ママと同じで。」


 そんな、と三奈の声が諦めたように聞こえたが、


「二人とも、ありがとう。お前たちに感謝だよ。後ろに向くんだ二人とも。俺は、普通の愛しかたなんてできないからね。手を後ろに回すんだ。今夜は明日からの予定があるから、短めだが内容は濃いぞ。」


「はいっ、」


 と二人同時に返事が聞こえ、俺に背中を向けた。
 両手を後ろに回し、俺が縄を掛けるのを待つ姿勢になった。
 縄を三奈の両手に巻き付けながら、


「少しキツく巻くよ、痕が確り残るようにな。フフフ。」


 高手後手に縛りながら聞くと、


「もっとキツくして、二郎さん。遠慮はしないで、お願い!」


 三奈が真剣な顔で、叫んだ。


「ふふ、遠慮がわかるんや。そんなら、手加減せんよ。後悔しても知らんぞ。」


 そう言いながら、俺は三奈の縄をグイッと引いた。


「んっ、んん、、」


 三奈が苦痛に耐えるように呻いた。


「ふふふ、今はキツく感じても、少しすれば良くなるよ。」


「パパ、私にも縄、お願い。」


 梨華が甘えるようにせがんだ。
 三奈の仕上げをしながら、俺は悪魔のセリフを吐いた。


「梨華、ママのが終わるから、そしたら縛ってあげる。それまでママのオッパイを舐めてあげな。」


「えっ、ダメッ、梨華、やめて、、やっ、、」


 三奈の必死の声も、梨華には聞こえなかったかのように、母親の形の良い乳房に吸い付いていた。
 娘の唇が母親の乳首を挟み、軽く吸い転がした。


「んっ、、だめっ、、梨華、、」


 三奈の切ない声が響いた。
 梨華の両手に縄を巻き始めた。
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