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梨華との秘密
第11章 双華繚乱
母娘二人を抱き締めながら、申し訳なさで思わず唇を噛んでいた。
「サッパリしたら、すぐに行くわよ。ご主人様、無理はしないでくださいね。私と梨華なら、心配ないわ。ミキさんの気持ちを無駄にしないで、二郎さん。」
「そうよ、パパ。ミキさんは私のお姉さんになるんだから。」
健気な二人の言葉を聞きながら、全てを背負う覚悟を俺はしていた。
しかし、なんの覚悟やら疑問だがね。
「ありがとう、嬉しい。結婚式にはみんなで挙げような。みんなに感謝やわ。ありがとう。」
俺は三人に感謝しながら、幸と理恵さんに心の中で両手を合わせていた。
風呂を出て身仕度を整え、ミキの待つアパートへ出発したのは一時間ほど後だった。
十五分ほど走ると、ミキのアパートの駐車場に車を止め、彼女に携帯をかけていた。
「もしもし、みきちゃん?着いたよ。」
「お父さん、すぐに行きます。」
ミキの声が少し上ずって聞こえた。
五分もすると、ミキが息を弾ませながら車に乗ってきた。
「お待たせしました。私の我が儘でごめんなさい。」
泣き張らしたような目で、決心したようにみんなに告げていた。
「良いのよ、ミキちゃん。私達みたいな家族の一員になるなんて、本当にありがとう、ミキちゃん。」
「そうよ、お姉さん。私達、多分おかしいのよ。けど、大歓迎よ、お姉さん。」
三奈と梨華の健気な言葉を聞きながら、これから始めることに後ろめたさを感じていた。。
「行こうか、ミキ。地獄の一丁目にようこそ。嫌になったら、ハッキリ言うんだよ。行くぞ。」
「はい、お父さん。ママ、梨華ちゃん、家族に入れてください。お父さん、嫌になんかならないです。」
ミキの思い詰めた表情から、憑き物が落ちたような爽やかさが見えた気がした。
すぐに車を発進させ、家に向かった。
車を止め、ドアを開けると三人がそれぞれに、おれの身体に抱き付いてきていた。
「おいおい、歩かれんよ。困った娘らやねぇ。家に入らなな。」
若い女の匂いが、身動きの取れない俺の鼻腔を刺激していた。
「そうね、けど、私達の家族としてのキスだから。」
えっ、と驚いている間に柔らかい物が唇を塞いだ。
三奈の唇と甘い肌の匂いが、俺の欲望を刺激した。
同時に俺のモノが力を蓄え、硬く屹立していた。
「サッパリしたら、すぐに行くわよ。ご主人様、無理はしないでくださいね。私と梨華なら、心配ないわ。ミキさんの気持ちを無駄にしないで、二郎さん。」
「そうよ、パパ。ミキさんは私のお姉さんになるんだから。」
健気な二人の言葉を聞きながら、全てを背負う覚悟を俺はしていた。
しかし、なんの覚悟やら疑問だがね。
「ありがとう、嬉しい。結婚式にはみんなで挙げような。みんなに感謝やわ。ありがとう。」
俺は三人に感謝しながら、幸と理恵さんに心の中で両手を合わせていた。
風呂を出て身仕度を整え、ミキの待つアパートへ出発したのは一時間ほど後だった。
十五分ほど走ると、ミキのアパートの駐車場に車を止め、彼女に携帯をかけていた。
「もしもし、みきちゃん?着いたよ。」
「お父さん、すぐに行きます。」
ミキの声が少し上ずって聞こえた。
五分もすると、ミキが息を弾ませながら車に乗ってきた。
「お待たせしました。私の我が儘でごめんなさい。」
泣き張らしたような目で、決心したようにみんなに告げていた。
「良いのよ、ミキちゃん。私達みたいな家族の一員になるなんて、本当にありがとう、ミキちゃん。」
「そうよ、お姉さん。私達、多分おかしいのよ。けど、大歓迎よ、お姉さん。」
三奈と梨華の健気な言葉を聞きながら、これから始めることに後ろめたさを感じていた。。
「行こうか、ミキ。地獄の一丁目にようこそ。嫌になったら、ハッキリ言うんだよ。行くぞ。」
「はい、お父さん。ママ、梨華ちゃん、家族に入れてください。お父さん、嫌になんかならないです。」
ミキの思い詰めた表情から、憑き物が落ちたような爽やかさが見えた気がした。
すぐに車を発進させ、家に向かった。
車を止め、ドアを開けると三人がそれぞれに、おれの身体に抱き付いてきていた。
「おいおい、歩かれんよ。困った娘らやねぇ。家に入らなな。」
若い女の匂いが、身動きの取れない俺の鼻腔を刺激していた。
「そうね、けど、私達の家族としてのキスだから。」
えっ、と驚いている間に柔らかい物が唇を塞いだ。
三奈の唇と甘い肌の匂いが、俺の欲望を刺激した。
同時に俺のモノが力を蓄え、硬く屹立していた。