この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
梨華との秘密
第6章 支社長の女
社内が何となくザワザワしたまま十時が過ぎたころ、課長が俺を手招きした。
「課長、お呼びですか?」
「あぁ、応接室へ行ってくれ。社長秘書がお待ちだ。」
やれやれだな。
あれ、美澤恵理加がいないな?
「しかし、課長、美澤さんはキツイですね。」
「うん、少し彼女には大人の遊びを覚えてもらうのもいいかなってね。支社長はまだ、移動のことは彼女に話してないみたいだしな。」
大人の遊びって、面白いか?
元恋人と支社長の愛人って、まっ、なんにもない方がふしぎだわな。
「じゃあ、少し危ない方もオッケーですね?」
「ん?あぁ、君の常識の範囲でな。じゃあ、頼むわ。」
そのまま行きかけて、
「あっ、課長、美澤さんは上ですか?」
「いや、私服に着替えてるよ。」
あっ、と言いながら手を振って応接室へ向かった。
応接室に入ると、高原朱里がソファーに座り待っていた。
「久しぶりだね、高原君。婚約おめでとう。」
「ありがとうございます、松川係長。本当にお久しぶりです。きょうは、一日お願いします。」
俺は久しぶりの高原朱里の全身を値踏みするように見ていた。
スラッとした長身で、バストはツンと張りのあるFカップ、キュッと締まった腰とクィッと持ち上がったヒップ、思わず三年前を思い出していた。
朱里と俺に時間の壁が崩れたように、見つめあっていた。
お互いに近づこうと一歩踏み出した。
コンコンと、ノックの音が聞こえた。
「あの、企画課長から言われて来たんですが?」
美澤恵理加の声が聞こえた。
「あっ、はい、どうぞ。」
「お目付け役だよ、彼女は。」
朱里にだけ聞こえるように言うと、軽くウィンクされた。
緊張ぎみに美澤恵理加が入ってきた。
「お座りなさいな、美澤さん。松川係長はご存じですよね?」
「あっ、はい。同じ課ですから。」
美澤恵理加から、日頃の傲慢さが消えていた。
「松川さん、彼女面白いわね。きょう一日楽しみだわ。よろしくお願いします。」
「うん、だいたいのプランは決めてあるからね。三年立っても君の趣味が変わってなければ、たのしめると思うよ、高原君。」
美澤恵理加がポカンとして、
「あの、お二人はお知り合いなんですか?」
「課長、お呼びですか?」
「あぁ、応接室へ行ってくれ。社長秘書がお待ちだ。」
やれやれだな。
あれ、美澤恵理加がいないな?
「しかし、課長、美澤さんはキツイですね。」
「うん、少し彼女には大人の遊びを覚えてもらうのもいいかなってね。支社長はまだ、移動のことは彼女に話してないみたいだしな。」
大人の遊びって、面白いか?
元恋人と支社長の愛人って、まっ、なんにもない方がふしぎだわな。
「じゃあ、少し危ない方もオッケーですね?」
「ん?あぁ、君の常識の範囲でな。じゃあ、頼むわ。」
そのまま行きかけて、
「あっ、課長、美澤さんは上ですか?」
「いや、私服に着替えてるよ。」
あっ、と言いながら手を振って応接室へ向かった。
応接室に入ると、高原朱里がソファーに座り待っていた。
「久しぶりだね、高原君。婚約おめでとう。」
「ありがとうございます、松川係長。本当にお久しぶりです。きょうは、一日お願いします。」
俺は久しぶりの高原朱里の全身を値踏みするように見ていた。
スラッとした長身で、バストはツンと張りのあるFカップ、キュッと締まった腰とクィッと持ち上がったヒップ、思わず三年前を思い出していた。
朱里と俺に時間の壁が崩れたように、見つめあっていた。
お互いに近づこうと一歩踏み出した。
コンコンと、ノックの音が聞こえた。
「あの、企画課長から言われて来たんですが?」
美澤恵理加の声が聞こえた。
「あっ、はい、どうぞ。」
「お目付け役だよ、彼女は。」
朱里にだけ聞こえるように言うと、軽くウィンクされた。
緊張ぎみに美澤恵理加が入ってきた。
「お座りなさいな、美澤さん。松川係長はご存じですよね?」
「あっ、はい。同じ課ですから。」
美澤恵理加から、日頃の傲慢さが消えていた。
「松川さん、彼女面白いわね。きょう一日楽しみだわ。よろしくお願いします。」
「うん、だいたいのプランは決めてあるからね。三年立っても君の趣味が変わってなければ、たのしめると思うよ、高原君。」
美澤恵理加がポカンとして、
「あの、お二人はお知り合いなんですか?」